QC検定はどんな問題が出るか|公式問題例42問(3級25問・4級17問)を実測して分かったこと

QC検定は過去問題を公表していません。公式に見られるのは、 日本規格協会(JSA)が公開している「QC検定 公式問題例」(3級CBT25問・4級CBT17問=計42問)だけです。 過去問がない以上、この公式問題例を1問ずつ数えることが、出題の傾向を知る数少ない手がかりになります。 このページでは、その実測結果を整理します。

※本ページはアプリ製薬が独自に作成した非公式の解説です。日本規格協会・日本科学技術連盟その他の 実施団体を代表するものではありません。数え方は本ページの方法によるもので、問題文そのものは 掲載していません。原本はJSAの公式問題例のページから どなたでも確認できます。

13級は「穴埋め型」「計算型」が主役

公式問題例42問を、文中の空欄に入る語句・数値を選ぶ「穴埋め型」、計算して答えを出す「計算型」、 その他(正誤を選ぶ通常の型)に分けて数えると、次のようになりました。

穴埋め型計算型その他
3級(25問)44.0%40.0%16.0%
4級(17問)82.4%0.0%17.6%

3級は「穴埋め+計算」で全体の84.0%を占めます。 知識を丸暗記するだけでなく、文中の空欄に当てはまる語句を選ぶ練習と、 平均値・範囲・不偏分散・標準偏差・正規分布の確率といった計算を、手を動かして 練習しておく必要があります。3級は画面上の電卓が使えるので、計算の手順そのものを 身につけておくことが得点に直結します。

4級は計算型が0.0%です(CBTで電卓が使えないため)。 4級は穴埋め型が82.4%とほぼすべてを占め、用語の定義・考え方を正確に覚えているかが そのまま得点に直結します。

2問い方は「最も適切/最も不適切」

QC検定の設問は、「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」ではなく、 「次のうち最も適切なものはどれか」「最も不適切なものはどれか」という言い回しが 公式の型です。「絶対的に正しい・誤り」ではなく「相対的に最も当てはまる/当てはまらない」を 選ぶ試験だと理解しておくと、選択肢の読み方が変わります。

公式問題例42問のうち、「最も適切なものはどれか」型が主流で、「最も不適切なものはどれか」型は 少数派でした(3級0.0%・4級5.9%)。誤りを探させる出題はごく一部で、 多くは「4つの記述の中からいちばん当てはまるものを選ぶ」形です。

3何が出るか(42問の論点内訳)

公式問題例42問を範囲ごとに数えると、次のような内訳になりました。

3級手法分野で繰り返し確認できた論点(合計20問中)

  • 基本統計量の計算(平均値・範囲・偏差平方和・不偏分散・標準偏差・メディアン)… 5問
  • 正規分布・二項分布の確率計算 … 3問
  • 特性要因図(用語・作成方法・評価の考え方) … 5問
  • パレート図(重点指向・データ集計・占有率や改善効果の計算) … 7問

逆に言えば、この4つの論点だけで手法分野(3級)の実測80%を占めます。 時間が限られているなら、まずここから固めるのが近道です。

4「問題例」は抜粋サンプルであることに注意

公式問題例は、本試験全体の出題比率の確定値ではありません。 3級の公式問題例は設問番号が「問1〜8・13〜17・41〜47・78〜82」のように連続しておらず、 4級も「問1〜4・29〜33・40〜44・70〜72」と飛び飛びです。これは、実際の出題プール (本試験の総出題数はもっと多いと考えられます)から代表例を抜粋したものと判断できます。

1回の試験の総出題数・満点は、受検ガイド・CBT案内のどこにも記載がなく、公式には非公表です。 この実測はあくまで「公開されている42問の中での比率」であり、本試験そのものの 確定した出題比率ではない点に注意してください。

5数え方(再現できるようにしておきます)

対策アプリ「QCウカール」

アプリ製薬の「QCウカール」は、この実測にもとづいて模擬試験の出題の型まで公式問題例に合わせた QC検定3級・4級の対策アプリです。

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